開発設計

自社で企画し、自社で作る。製・販・技一体で挑む、未来の製品づくり。

ヤマハ発動機グループの技術力を背景に、市場に求められる製品を速やかに実現するのが技術部門のミッションです。当社は、社内にマーケティング部門を持つことで市場の声を反映した独自性のある製品開発を可能としている他、それを速やかかつ高い信頼とともに市場に供給できる体制があります。既存製品においても、お客様の声を最短でキャッチし、継続的な品質向上に結び付けています。

小型モビリティの未来を拓く、LLV開発

ゴルフカーに代表される当社のLLVは、高い安全性と品質と低い運用コストを両立すると同時に、レジャーの喜びや移動の快適を支える上質な乗車感を追求してきました。「乗れば、使えば違いがわかる」というお客様の言葉は、私たちにとって最高の賛辞です。その背景には、二輪車に代表される輸送機器の開発で培ったヤマハ発動機グループの膨大なノウハウと、「感動を生み出すものづくり」の理念があります。エンジンやフレームなど主要コンポーネンツを自社開発し、アッセンブリまでを国内工場で行う体制で、ヤマハゴルフカーの高品質を支えています。

また運用面では、信頼ある無人誘導や出入庫システムをベースに、完全自動運転を視野に入れた制御技術を独自開発。ゴルフのお伴から地域コミュニティーの足代わりまで、LLVの可能性を追求しています。

※LLV=Low speed & Light Vehicle
開発設計

豊かで快適な生活を支える、身近なツールを提案

パワープロダクツ事業では、ヤマハ発電機、汎用エンジンをコア製品として、製・販・技一体体制による磐石な事業基盤を形成しています。営業・販売部門と開発・生産部門の機能を併せ持つ当事業部は、海外事業部も含めた包括的かつシームレスなPDCAサイクルを確立。お客様の声を市場からダイレクトに持ち帰るマーケティング思想により、競争力ある製品づくりを実現しています。エンジンを中心とするパワープラント、そしてインバーターや発電体といった電気・電子技術は、当事業部のコアとなる技術。地域・産業分野を超えてエコロジカルな取り組みが求められる現代、使用する製品のエコ対応はユーザー側にとっても緊急課題といえます。当社は、飛躍的に効率のいい運転を可能とするインバーター発電機や、低燃費・低エミッションのエンジンといった次世代を見据えた製品づくりを通じて、新たな快適を創出していきます。
開発設計