Message

お客様目線で
「気付く力」を磨き、
より良い製品を
世に送り出す。

技術・開発:開発(実験)

Y.M

設計者の意図も
お客様のニーズも見逃さない

私の担当ゴルフカーの新型モデルや
公道走行モデルの評価

ゴルフカー/ランドカーの車載電装品の評価を担当しています。新規立ち上げモデルの実力値評価や、公道走行モデルの電装品評価を行っています。実際に乗車し操作しながらデータ収集を行い、設計者の意図どおりに機能するのはもちろんのこと、実際に使用されるお客様の目線で感じたことを設計者にフィードバックし、より良い製品になるように努めています。実験・評価をした際に何も問題がなく、設計者の意図どおりに、お客様目線にも適う製品が完成したときは大きな達成感があります。

思い出に残る仕事評価方法をイチから検討

これまでの仕事でもっとも印象に残っているのは、大手メーカーと共同開発したエンターテインメント用車両ソーシャブルカートの評価に携われたことです。ディスプレイやイメージセンサーなどが搭載され、エンターテインメント空間を作り出すことができる車両となっています。軽自動車並の重量があったり、操舵が電子制御であったりとこれまでのゴルフカーとは仕様が大きく異なることで、評価方法をイチから見直す必要があったため苦労の連続でした。しかし、その分、無事に完成し市場を走る姿を見た時は誇らしさを感じました。

現在の目標「気付く力」を磨き
品質向上につなげたい

現在目標としているのは「気付く力」を磨くことです。車両評価にとって「気付く」ことは、そのすべてと言ってもいいほど重要なことだからです。車両の異常や違和感に気付く。仕様がお客様のニーズに応えているかに気付く。新しい機能と既存機能に干渉がないか気付く──。一つ一つの気付きは些細なことかもしれません。しかし、積み重なれば思いもよらないトラブルを引き起こしかねません。だからこそ日頃から仮説の引き出しを増やし、小さなことに気付く力を磨くことで、製品の品質向上につなげたいと考えています。

プライベートゴルフカーの乗り心地は気になってしまう

休日はドライブをしたりスポーツをしたりして過ごすことが多いですね。職場にはアクティブな先輩や同期が多いため、仕事だけでなく趣味においても見習うことが多いです。入社してからゴルフを始めたので、最近は同期と一緒にコースを回ったりしています。製品評価の仕事をしていると、プライベートで当社製品のゴルフカーに乗る際も異常や違和感がないかをつい気にしてしまいます。

SCHEDULE

  • 8:30 出社
    メールチェック、1日の業務確認

  • 9:00 プロジェクトミーティング
    進捗確認、部門内情報の共有

  • 10:30 車両評価準備

  • 12:00 昼食

  • 13:00 走行試験
    テストコースで走行性能評価

  • 17:00 評価結果確認
    走行試験結果の確認

  • 18:30 データ整理
    評価結果まとめ、速報作成

  • 19:00 退社
    同僚と食事

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数ある輸送機器メーカーの中で、若いうちから大きなプロジェクトの一端を担い、車両評価できる職場はなかなかないと思います。また、当社では開発から、製造、販売まで完結しており、完成品やお客様の生の声に直接触れることができるため、多様なスキルや経験を得ることができます。さらに、今後高齢化が加速する中で自動運転の需要が一段と高まり、ゴルフカーの分野で10年以上前から自動運転に取り組んできた私たちの技術・ノウハウもより注目されることが予想されます。次世代のモビリティ開発に、一緒に挑戦していきませんか!